部会長所信
2012年度 第50代部会長
杉山 純一
(仙台JC)
50年という歴史を共有する
本年、メディア印刷部会は50周年を迎えます。設立から脈々と続く、これまでの歴史を先輩方と現役会員で共有し、51年目以降も皆が一体となって部会の魅力を高めていく機会とするために、シニア会員、現役会員が一堂に会し、50周年記念式典を開催します。現在、部会を構成する業種は、かつて印刷部会という名称であった時代の印刷関連業種に加え、媒体社、広告代理店、デザイン会社、インターネット関連など多岐に亘ります。そういった状況の中で、50周年という重要かつ貴重な機会を活用し、本部会の設立趣旨を振り返りつつ、2013年以降に新たな発展を遂げるために心を一つとする式典を企画・運営してまいります。
東日本大震災からの復興
昨年の東日本大震災は、東北のみならず、日本全体へ、そして我々の青年会議所活動へも大きな影響を与えました。もちろんそれは、負の影響だけではなかったと思います。発災直後から被災地支援活動へ動き出した全国の同志。国内4万名のスケールメリットを活かし支援活動をするJayceeの姿を、JCIマークとともに被災地で見かけない日はありませんでした。地域の方々へJCの存在意義を強く認識していただくとともに、我々メンバーもこの組織の大きさ、絆の深さ、そしてメンバーの志の高さを再認識し、JCの一員であることを誇らしく感じたのではないでしょうか。まだまだ、復興への道のりは遠く険しいですが、本部会も出来る支援を、粛々と行っていきましょう。本年は、日本JC本会、日本JCシニアクラブ、業種別連絡会議が推進するビジネスマッチングと求職支援活動に対して、積極的に協力していきます。
青年経済人として学び続ける
価値観が大きく変化した2011年。我々の業態も変化を求められています。例えば昨今では、FacebookやTwitter等に代表されるソーシャルメディアが、生活者の購買決定プロセスに多大なる影響を与えていますが、この状況は、1年前には考えられなかったことです。我々が扱う商品、サービス、技術はそれぞれ全く違えども、情報を加工し、全ての人へ必要とされる有益な情報を届けるために、時代の流れを掴み、適切な手法を確立していかなければなりません。いわば、本部会に集まっている業種は、コミュニケーションの流れを設計していくものと言えます。そのためには、これまでの常識や枠に囚われず、常に真摯に学び、新たな挑戦を積極果敢にしていかなければなりません。青年経済人として、地域をそして日本を牽引していくリーダーとなるべく本年、皆様と切磋琢磨しながら学び、成長していきましょう。
日本青年会議所メディア印刷部会
第50代部会長 杉山 純一
日本青年会議所メディア印刷部会 2012年度スローガン
Link&Shareworthy
〜価値観の転換による新たなコミュニケーションデザインへ〜
東日本大震災からの経済復興の一助とするために、会員企業の新たな知見を高め
青年経済人として地域で率先して行動するリーダーを育成する
・部会設立50周年記念式典を企画・運営します
・新たなコミュニケーションデザインについての勉強会を企画・運営します
・会員拡大を積極的に行います
・会員交流を積極的に行います
・業種別部会連絡会議へ積極的に参加します
・プリントネクスト準備委員会に参加します
・公益社団法人日本青年会議所、日本JCシニアクラブ、業種別部会連絡会議が協力して進める
東日本大震災からの経済復興に向けた、求職支援プロジェクトおよびビジネスマッチング事
業へ積極的に協力します
1.50周年記念式典の開催
・部会の歴史を振り返りつつ、新たな歴史を重ねていくために、シニア、現役が一体となる
式典を企画・運営します
2.会員が新たな知見を高め、価値を創造するリーダーとなるための事業活動
・ソーシャルメディアを活用した新たなコミュニケーションデザインを学ぶ勉強会を行います
3.部会ウエブサイト、ソーシャルメディア、メーリングリストの活用
・ウエブサイトに全ての事業告知、事業報告等を行いメンバーの情報共有および広く一般への
広報ツールとしての積極的活用を効果的に行います
・会員拡大ツールとして入会候補者向けのコンテンツを作成します
・ソーシャルメディアを活用した、積極的な情報発信を行います
・メーリングリスト登録者の精査・活用
4.関連団体行事への積極的参加
・業種別部会連絡会議主催の合同例会に参加します
・印刷関連青年団体の事業へ積極的に参加します
・プリントネクスト準備委員会へ参加します
5.公益社団法人日本青年会議所の支援
・サマコンで部会ブースを出展します
・その他、可能な限りの支援を行います